地中海に面したリビア北西部ザウィアの海岸で20日、74人の遺体が打ち上げられているのが見つかり、現地の赤新月社が遺体を収容する様子の写真を公開しました。
遺体の身元はわかっていないということですが、赤新月社は近くでゴムボートが見つかったという情報もあることなどから、ヨーロッパを目指していた移民が乗ったボートが転覆したものと見ています。
打ち上げられた中には意識不明の生存者が1人いて、病院で治療を受けているということで、赤新月社では回復を待って詳しく話を聴く方針です。
地中海では、中東や北アフリカからヨーロッパを目指す難民や移民が乗ったボートが転覆する事故が再び増える傾向にあり、IOM=国際移住機関は、去年1年間に死亡したり行方不明になった人が5000人以上に上ったと見ています。
IOMは引き続き関係各国に対して、装備が不十分なボートでの危険な密航をあっせんする業者を取り締まるよう、呼びかけています。
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